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第86回読書会 令和元年9月12日(木)福岡伸一『生物と無生物とのあいだ』講談社現代新書

今回は小説から離れ、生物学・DNA論のエッセイを読んだ。難解との声が多かったが、非常に示唆的との評価もあり、まずは好評だった。
■生命の本質であるDNAの解説をしながら、現代のノーベル賞受賞者の息詰まる研究課程を明らかにする。受賞者の栄光と選に漏れた人々の挫折、不遇は紙一重である。ロザリンド・フランクリンが、受賞の一端が自分の研究によるものと知らずに、亡くなった彼女が哀れである。
■作者は生物学者だが、味わいのある文章が魅力だ。多くの研究者が新事実を発表し、その事実を踏み台にして最後に聖杯のありかを突き止めた者がノーベル賞に輝く。
■とにかく難しかったが、DNAの解説書を片手に最後まで読みきった。本論よりも合間に語られるエピソードや比喩、事例が面白かった。特にノーベル賞受賞の経緯については、小説を読んでいるようでスリルがあった。
■福岡伸一先生の大ファンである。NHKスペシャルにも出演している。人間は40兆個以上の細胞でできているそのメカニズムは、まさに神秘。自分は一卵性双生児で、姉とはDNAが全く同じであり、ときどき、説明のつかぬ心霊体験を姉妹間でしたことがある。先日、脳死の女性が、無事に赤子を出産した記事を読み、甚く共鳴した。
■生物学と数学の世界に放り込まれたようで、難解極まりなかった。主題はタンパク質の行動パターンの解明で、人間一人を創造できる最先端技術の世界だ。ノーベル賞受賞合戦は、まさに誰が最後のジグソーパズルの一片を先に探し当てるかで決まる。
■難しすぎて理解できなかった。心に残ったのは、著者がエピローグ部分で披露している子供の頃の思い出の件である。トカゲの赤ちゃんを見つけ、巣から取り出して観察するうちに死なせてしまったことを、痛恨の極みとして反省している、という。
■難解過ぎてなかなか進まず、いまDNAの箇所で止まっている。取りあえずは最後まで読み通したい。
生物と無生物のあいだ
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