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第43回 平成24年3月8日 瀬戸内寂聴『わたしの源氏物語』

50年以上前に読んだ源氏物語。瀬戸内寂聴のこの作品を読み、随分と記憶違いをしていたことが分かった。懐かしく、学生時代を思い起こしながら、楽しく読んだ。

①やはり第一巻「桐壷」が一番印象に残っている。
「いずれの御ときにか女御、更衣あまたさぶらひ給ひけるなかに、いとやんごとなき際にはあらぬが・・・」。
この出だしはいまでも口をついてでる。
桐壷が光源氏を生んだのかと、あらためて知った。
②「藤壺」その他に見られるように、この物語の性関係の乱れはすさまじい。平安貴族というのはいったいどうなっているのだと、信じられぬ思いで読んだ。
③読み終えて、もう一度、現代語訳で読んでみようと思った。与謝野晶子、谷崎潤一郎、円地文子とあるが、円地源氏がよさそうだ。
読み終えて感じたのは、これは現代語の翻訳版で読んでも余り感動はないのではないか。匂い立つような王朝文学は、やはり原文の粘膜に触れなければ伝わっては来ないだろう。といっても、難解すぎ、現代語と対訳版を照らし合わせながら読むのがお勧め、と思った。
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