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第35回 平成22年11月1日 新田次郎『孤高の人』

新田次郎の本はかなり読んだつもりだったが、この『孤高の人』は未読だった。今まで山のことについては興味がなかったが、会に入会して登山のことが少し解ってきた。今回この本を読みながら山の名前、位置、ルートを地図で見ながら、話に引き込まれていった。加藤文太郎は実在の人であるだけに実にリアルであった。それまでの登山は特権階級の人だけのものだったのが、社会人一般の登山として広めたのは大きな功績であった。
六甲縦走での須磨~宝塚と宝塚~和田岬を6:00~23:30で走破したのには大変な驚異だ。しかしながら、31歳で遭難して死んだのは残念、ヒマラヤまで行ってもらいたかった。遭難する過程は良く解るが、やはり山で死んではいけない。遭難死を美談にすることは誉められない。人生を全うして欲しかった。残されたひとには悲劇がある。

■「非常に興味深く読んだ。馴染みのある神戸近郊の山々が随所に出てきて嬉しかった。登山家としてだけでなく、社会人として、また家庭人として素晴らしい人間性を持った人だった。遭難の場面は胸が痛んだ。彼の原点、高取山に登りたい」
■「新田次郎は色々読んだが、この作品は初めて。それまで特権階級のものだった登山を、社会人一般のスポーツとして広めた彼の功績は大きい」
■「新田次郎お得意の人物伝。彼がどう考えどう行動したか、忠実に描写」
■「初めて読んだ。その足の速さは並はずれている。花子でなく、園子と一緒になっていればヒマラヤまで行けたろうし、行って貰いたかった」
■「社会人として本格的登山活動を始めた、実質、最初の人である。それまで登山は金持ちや大学の山岳部の独擅場だった。後半、彼の死の前兆がこれでもか、これでもかと迫ってきて、読みながら往生した」
■「加藤文太郎について詳しく調べた。作者は富士山で、実際に文太郎と会っている。貴族のスポーツだった登山界で、地下足袋で山に登る異色な存在だった」
■「父が文太郎と同年。高取山に文太郎の道がある。一度登ってみたらよい」
■「20年前、扇の山に登ったとき、加藤文太郎を知らんのか、と馬鹿にされ初めて「孤高の人」を読んだ。彼がリーダーシップを発揮していたら、槍ヶ岳・北鎌尾根の遭難はなかったろう『すずの子10月号22ページ・北鎌尾根から槍ヶ岳へ』参照」
橘 傳「特権階級のスポーツだった登山を大衆の物とした加藤文太郎。大正から昭和初期にかけての時代背景が良く描かれている」
■「高取山に登ったのも、六甲全縦に挑んだのも、この本を読み、加藤文太郎を知ってからだ。こんな男がいたのかと、ただ驚くのみ」

kokou.jpg
合わせて読んだ本、加藤文太郎『単独行』
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