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第34回 平成22年9月1日 今井通子『マッターホルンの空中トイレ』

中央山の会30周年記念として、山シリーズを読む会で、この本を選んだのは、単に山だけでなく自然保護の立場からもふさわしい。
kuutyuu

TOTOからの依頼で作り上げただけあって、世界のトイレが詳しく出ている。使い勝手がとても参考になる。南八ヶ岳でも経験したが、シャワートイレの処理紙は流すにもったいなく、ゴミ箱に集めて燃えるゴミの日に捨てる。これは合理的である。水代の節約のためにも自宅で即実行している。
山での排泄についても、今後考えていきたい。なるべく麓に近いところで早めにすませ、山の上部ではなるべくしないようにする。これが自然保護につながる。ただ、自然の中で放尿するのは気持ちがいいことは承知している。少し寒いときであれば特に。
NHKで放映したマッキンリー山では、入山前に自然保護局からのお達しというか、研修のようなものがあり、ゴミはすべて持ち帰るとなっているので、トイレも保護局から借りてでも、自分たちで運び、排泄物は持ち帰り処理するシステムになっているようである。自然保護の究極であろう。
著者は、また、泌尿器科医として排泄に関する検討が的確である。健康のためには我慢しない。我慢せずに済むためには、使いやすいトイレを利用者の数ほど十分に整えることが公共トイレの使命と言っている。数、清潔感、管理が問題であろう。
失敗してもそのままにしていく人、水を流し忘れていく人、マナーの低さが問われている。男子トイレに行くと「今一歩前に」と書いてあることがある。自分が便器外にこぼしていることにいつまでも気づかない人が多い。そのため、掃除人の仕事があるわけだが、こぼさないためには気づかないと!
水の流れは、上から下へ、川の水は最後には海にたどり着く。栄養物も排泄物も海にたまっていっているということである。魚や海鳥などがそれを食する。そして、汚れを含めた大気が上昇気流に乗って雲を作り、また雨を降らせる。すべての循環が汚れてきていることは当然の帰結である。自然保護、これは、人が本当に気づかないと、現在も汚染されていることを改めてこの本から学んだ。

合わせて読んだ本、山際 淳司『みんな山が大好きだった』
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