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第26回 平成21年3月12日 夏目漱石『坊っちゃん』

今回の課題図書は誰もが知っている青春ユーモア小説「坊っちゃん」。
この有名な小説を読むのは初めてではないと思うのだが、正直いって、ストーリーの記憶がなかった。思っていたよりも短いストーリーで、坊っちゃんが四国のある町に赴任していたのはわずか1ヶ月間の出来事である。1年ほど前に「三四郎」を読んだ。このときもストーリーの記憶はなかった。「我輩は猫である」についても怪しいものだ。
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さて、感想文を書かなければならない。今回の「坊っちゃん」を読んで、結局、自分の読書経験の少なさを再確認することとなった。中学、高校では読書とは程遠い環境だった。それでも中高生のころは「日本の文学(中央公論)」とかの全集が盛んで、4歳年上の姉がこれを予約購入していたので、谷崎潤一郎や島崎藤村やらいろいろ読んだ覚えがあるがはたして夏目漱石は読んでいないのではないかと思う。卒業してからもしかり、1冊の本に半年もかかるのがざらである。まあ、とりあえず本のある環境にいることが重要ということか。
漱石は「我輩は猫である」を書きながら、「坊っちゃん」をわずか20日足らずで書き上げたそうだ。「おれ」が、軽快にべらんめえ調でしゃべっている感じの筆致で、とにかく筆が進んでしかたがないという精神状態のようだ。
小説の中に「坊っちゃん」という言葉はほとんど出てこない。あくまでも「おれ」である。赴任地の人々も「坊っちゃん」といっているわけではないので、清から見た呼び名が「坊っちゃん」であるようだ。実際に最初の章では、清との関係が詳しく延々と書かれている。あとの言い回しをみても、「おれ」が清に愛情を持って話しかけているようだ。
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