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第61回 平成27年3月12日 藤沢 周『雪闇』

■芥川賞作品『ブエノスアイレス午前零時』を読んで以来、藤沢周のファンとなった。今、この作家にはまっていて、今年、7冊を読んだ。つっけんどんに突き放した硬質の文章が魅力で、描写力抜群、勉強になる。「雪闇」では、津軽三味線がぴりっと胡椒のきいた小道具としてうまく使われ、作品を盛り上げている。
■ストーリー性の起伏に乏しく、途中までしか読まなかった。私の両親は新潟人で、自分も昭和20年~24年ごろ佐渡で暮らした。冬の新潟はとにかく雪、雪、雪の雪国で、12月から3月は雪に閉じ込められる闇の世界である。この小説のタイトル「雪闇」は、土地柄をよく言い表している。同じ新潟でも、佐渡と本土とではまた価値観の違う面白いところだ。
■これまで取り上げた課題本とは趣の異なる作品だ。ストーリーに変化がない。雪の新潟での、ピアノと津軽三味線の合奏ライブが良い。これを読んでチャイコフスキーのビオリン協奏曲、バッハのG線上のアリアを思い出した。クラシックは好きだ。
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