FC2ブログ

You are not Logged in! Log in to check your messages.

Check todays hot topics

Search for Services:

Please Log in

第89回読書会 令和2年3月12日(木)大岡昇平『事件』創元推理文庫

新型コロナウイルス蔓延のなかを6人が集まった。第二次世界大戦開戦前夜を思わせる殺伐、混沌とした世相の片隅で、こういうサークルが活動していることをうれしく思う。

■あえてドキュメンタリー手法を取り、検事、弁護士、裁判官の3者の視点で話を展開したことで、裁判の起承転結がよくわかる。力作の長編小説に仕上がっている。
■楽しく読める小説である。日本の裁判は、関係者が事前にある程度談合し、量刑の落としどころを決めて進行するものだが、この作品は真っ向から検事、判事、弁護士がぶつかり、法廷での真剣勝負を演じて迫力がある。「傷害致死」という判決は妥当な線だろう。
■犯人はすでに自白しており、弁護士はどこを落としどころに考えているのかと、その一点に引きずられて読んできたのだが、大逆転には至らず、「傷害致死」で決着する。この辺りがすこし物足りない。
■菊池弁護士が、法廷で検事側証人の証言を次々に覆していく過程が痛快で、ぐいぐい読者を引きこむ。エンディングでどんでん返しを期待していたのだが、平坦な落ちで、若干の不満を覚える。
■大分な長編でしんどかったが、次第に引きこまれ、知ら間に読み終えていた。検事と弁護士との丁々発止が素晴らしい。
■読んでいないが、家に閉じこもりっきりで人恋しく、みんなと酒を飲もうと参加した。
大岡昇平事件
スポンサーサイト



第88回読書会 令和2年1月9日(木)白川 静『漢字百話』中公新書

2004年12月から始まった読書会は今年で16年目を迎える。5月に90回、人間でいえば卒寿である。
これまでに取り上げた課題本は90冊を超え、希しくも神戸中央山の会結成40周年と重なる。今後ともこの読書会報告が、会員諸氏の読書の一助となればと、願っている。
第88回課題本「漢字百話」は、難解、専門的すぎると敬遠された感がある。

■白川 静博士が5万語近いといわれる漢字の世界を分析し、ほぼ一生をかけて理論化し、体系づけた画期的な漢字研究本である。この研究の成果で、ひらがな、カタカナを持たぬ中国の苦悶、ジレンマが伝わってくる。
■漢字の成り立ちを面白おかしく語る教養文庫と思ったが、実は「漢字文化論」という高いレベルで捕えた哲学書に近い。ここまで分析した努力は買うが、難解過ぎて一般には不向き。
■膨大な漢字の起源の解説は宗教じみている。現代のスマホ社会では漢字は本来の意味から離れ「記号」になってしまうと思う。
■3分の2まで読んでギブアップ。この本で語られる漢字とは「言霊」の世界で、「漢字教」という宗教に近いと思った。
■早く買ったのだが、難解でギブアップ。「道」という字は恐ろしい字で、敵の首を携えてゆく、という意味と知った。
■本を買い、50ページまで読んだが、まるで理解できず、お手上げだった。
■難しくほとんど読んでいない。感想といえば、私の名前の漢字の原型は何だろう? と考えたくらい。
漢字百話

第87回読書会 令和元年11月14日(木)高村薫『レディ・ジョーカー』新潮文庫

今年最後の読書会、課題本は『レディ・ジョーカー』。『マークスの山』で直木賞を取った、作者の絶頂期の作品で、この作品を機に、高村薫は宗教色の濃い観念小説へとシフトしてゆく。
■江崎グリコの社長誘拐事件にヒントを取った作品で、手口も同じ。二度目だが上巻のイントロ部分の20ページがハードルで、これを越えれば一気に読める。ここは事件の発端となる重要な枕で、欠かせない。政財界の裏社会にうごめく総会屋、暴力団、フィクサー、新聞記者などの権謀術策の泥仕合の果てに、ラストがくる。ヨーちゃんが「レディ、トマトだよ!」と叫ぶ件が圧巻。胸のすく力作である。
■震えるような感動と哀切感、心洗われる読後感とともに読み終えた。作者の計り知れぬ構想力に脱帽である。スト―リーの8割は誘拐事件だが、その背後に潜む政界、財界、闇社会の恥部を暴いて、ラストは息を飲む。
■人物のプロフィール、彼らの行動原理の背景が良くわかって、一気に読めた。被差別部落出身、という些事が日本中をひっくり返す大事件に発展してゆく過程が心憎いほど巧みに描かれている。多数の登場人物の中で、加納祐介という東京地検・検事の存在が心に残る。
■面白かった。特に、事件の進展につれて浮き出る5人の犯人の微妙な心の変化を面白く読みとった。登場人物では、旋盤工のヨーちゃんが興味深いキャラだ。
■とにかく長編で、時間がかかったが読み切った。読み応えのある小説だった。人物では日の出ビール社長の城山恭介の人格に惹かれた。
■出版初期に読み、その後ドラマ化されたものをDVDで見た。今回は読み直していない。『マークスの山』『照柿』『黄金を抱いて飛べ』など、高村作品は数多く読んできた。
■一冊目しか読んでいない。先ず、上巻のイントロ部分で足踏みしている。『マークスの山』はすんなりと入っていけたのにと逡巡している。残りも必ず読みたい。
■今日、3冊買い求めてきた。皆さんの感想を聞きながらこれから読みたい。

レディジョーカー

第86回読書会 令和元年9月12日(木)福岡伸一『生物と無生物とのあいだ』講談社現代新書

今回は小説から離れ、生物学・DNA論のエッセイを読んだ。難解との声が多かったが、非常に示唆的との評価もあり、まずは好評だった。
■生命の本質であるDNAの解説をしながら、現代のノーベル賞受賞者の息詰まる研究課程を明らかにする。受賞者の栄光と選に漏れた人々の挫折、不遇は紙一重である。ロザリンド・フランクリンが、受賞の一端が自分の研究によるものと知らずに、亡くなった彼女が哀れである。
■作者は生物学者だが、味わいのある文章が魅力だ。多くの研究者が新事実を発表し、その事実を踏み台にして最後に聖杯のありかを突き止めた者がノーベル賞に輝く。
■とにかく難しかったが、DNAの解説書を片手に最後まで読みきった。本論よりも合間に語られるエピソードや比喩、事例が面白かった。特にノーベル賞受賞の経緯については、小説を読んでいるようでスリルがあった。
■福岡伸一先生の大ファンである。NHKスペシャルにも出演している。人間は40兆個以上の細胞でできているそのメカニズムは、まさに神秘。自分は一卵性双生児で、姉とはDNAが全く同じであり、ときどき、説明のつかぬ心霊体験を姉妹間でしたことがある。先日、脳死の女性が、無事に赤子を出産した記事を読み、甚く共鳴した。
■生物学と数学の世界に放り込まれたようで、難解極まりなかった。主題はタンパク質の行動パターンの解明で、人間一人を創造できる最先端技術の世界だ。ノーベル賞受賞合戦は、まさに誰が最後のジグソーパズルの一片を先に探し当てるかで決まる。
■難しすぎて理解できなかった。心に残ったのは、著者がエピローグ部分で披露している子供の頃の思い出の件である。トカゲの赤ちゃんを見つけ、巣から取り出して観察するうちに死なせてしまったことを、痛恨の極みとして反省している、という。
■難解過ぎてなかなか進まず、いまDNAの箇所で止まっている。取りあえずは最後まで読み通したい。
生物と無生物のあいだ

第85回読書会 令和元年7月11日(木)宮城谷昌光『華栄の丘』文春文庫

初めて取り上げる直木賞作家・宮城谷昌光の『華栄の丘』を読んだ。中国史は複雑な人間関係、国同士の駆け引き、歴史の遠大さ、人名がすぐに読めない等、ハンデはあるが、概して好評だった。
■宮城谷昌光が好きで、彼の中国歴史物語をよく読む。春秋時代は後の戦国時代と違って時代がゆったりと流れ、戦場での礼儀作法も重視されて、人間が活き活きとしているように思う。反面、戦国時代は殺伐としていて、中国史の豊かさ、奥の深さを物語っている。作者は中国史ばかりでなく、『三河物語』なども書いている。圧巻はやはり『三国志』、『太公望』だろう。
■紀元前7世紀の春秋時代・宋の国の番頭役華元を主人公にした物語で、『宋襄の仁』の諺の出所だと知った。登場人物の多さ、国の多さが錯綜して頭が混乱状態に陥り、戦略を変えて主人公華元の行動だけを追い、無事、読み終えた。作者の筆力は素晴らしい。
■人物名、国の名前が錯綜としてストーリーが頭に入らず、ひたすら主人公・宋の華元の背中を追った。春秋時代の権力者たちは敵国、同盟国との腹の探り合いに終始し、作者もそこに筆を割いて、一兵卒の思考、行動パターンには一切触れていない点が物足りない。紀元前700年代の当時も今も、人間の考えることは同じだ。
■後半の件で、華元は御者に羊の肉を食わせなかったことで恨みを買い、裏切りに遭って九死に一生を得るのだが、この御者を許す華元の心理が全く理解できない。
■図書館で借りだして今読んでいる最中だ。中国史は苦手で、国の多さ、登場人物の多さ、名前の難解さ等で四苦八苦しながら、「地の章」にきて、やっと面白くなってきた。華元の人間分析力の凄さに舌を巻く。最後まで読み切るつもりだ。
栄華の丘

第84回読書会 令和元年5月9日(木)黒川博行『泥濘・ぬかるみ』文藝春秋社

元号が令和と改まって初の読書会は、課題本4度目となる黒川博行、『泥濘・ぬかるみ』を取り上げた。疫病神シリーズの最新作である。総論、期待通りに面白く読めたと好評だった。
■前作『喧嘩・すてごろ』、『破門』、『後妻業』と立て続けに読み、どれも面白かったが、この最新作が一番だ。とにかく大阪弁での人間描写が見事。極道の桑原、建設コンサルの二宮の疫病神コンビが活き活きと描かれ、三代目・二蝶会組長嶋田もいい味を出している。掛け合い漫才のテンポで進む上質のエンターテインメントだ。
■緩急自在の大阪弁のストーリー展開は見事で、まさにエンターテインメント小説の極みである。年寄りを食い物にするオレオレ詐欺グループに憤り、背後で糸を引く極道団体に戦いを挑む桑原、嶋田三代目組長に拍手を送りたくなる。一服の清涼剤を飲んだような爽やかな読後感、カタルシスがある。小説はこうでなければならない。
■登場人物がやたらに多く、表紙裏のプロフィールで一人一人を確認しながら読んだ。この二人は”腐れ縁”とでもいうのだろうか、お互いに嫌悪しながらも修羅場ではいつの間に助け合っている。この小説には、関西弁がよく合う。
■小説というより漫才テンポのエンターテインメント小説で、回転の速いストーリー展開が魅力。文句なしに面白かった。場面々々が実にリアルで、一気に読んだ。この作家は人気が高く、図書館でも30人待ちだった。
■極道組織、犯罪に加担する警察OB組織、オレオレ詐欺グループ等、登場人物が多岐にわたり、作者はプロフィールをつけることを忘れない。二宮と桑原の掛け合い漫才で話が進み、今回も面白く読んだ。
■まるで面白くなかった。悪党ばかりで善人が出てこない。主人公の二宮はぐうたらな寄生虫的若者、自堕落で、まじめに人生を生きていない。救いは彼がインコを可愛がる件。読後感の悪い小説だった。
nukarumi.jpg

第83回読書会 平成31年3月14日(木)猪瀬直樹『天皇の影法師』中公文庫

平成最後の読書会は、元号に絡む『天皇の影法師』を取り上げた。四編の作品を集めたこの評論集は、忠実に資料を漁った猪瀬直樹の力作だが、難解に過ぎるとして不評であった。途中で投げ出す同人が多かったようだ。
■プロローグの6ページを読んで興味を惹かれたが、本文に入って歯が立たず悪戦苦闘、91ページ目でギブアップ。大正天皇崩御に関わる改元騒ぎで、東京日日新聞(現・毎日新聞)がすっぱ抜いた「光文」が誤報で大スキャンダルになり、編集局長の首が飛んだ。元号の重い意味を理解した。
■京都洛北の八瀬村の民が古代から600年間、天皇の棺を担いできたという驚きと、森鴎外の改元への深いかかわりが興味深かった。また改元で実施される恩赦は古来、天皇の名で行われてきたもの。終戦時はマッカーサー元帥がこれに代わって恩赦を発し、天皇に対する価値観が変わった。
■全編を読み通した。森鴎外が改元にこれほど絡んでいたとは知らなかった。いちばん面白かったのは、日本のチベット・島根で起きた単発クーデターである。
■最初と最後だけ読んだ。毎日新聞の杉山記者がスッパ抜いた「光文」は誤報だったと分かり大混乱、元号とはこんなにもすごいものなのかと驚いた。自分の名の「昭」の由来を父にただしたかった。元号など要りません、西暦でいいでしょう。
■難しい! いったい元号とはそんなに大事なものなのか。西暦でいいではないか。この作品は猪瀬直樹の右翼的発想だと思う。
■読書会とは知らずに事務所に来た。自分の会社では今年から元号をやめ、西暦を採用することになった。
天皇の影法師

第82回読書会 平成31年1月10日(木)石井光太『物乞う仏陀』文春文庫

亥年の初回は、海外渡航経験豊富なメンバーの推薦書で、東南アジアの障害者・賎民に題材をとったドキュメンタリー『物乞う仏陀』を取り上げた。東南アジア各国の想像を絶する実態に衝撃を受けた。
■東南アジアの賎民の実態を抉ったドキュメンタリーだが、文章に重みがなく今一つ淡白なルポに終わっている。この実態は、あまり触れて欲しくないアジアの暗部だ。
■これがフィクションであれば途中で投げていたろう。二度読んだ。重い課題のルポルタージュである。文章は拙劣だが、障害者たちの生きざまの描写に執念のようなものを感じた。
■25歳の若者の1年半に及ぶ取材はリアルで、勇気ある行動だが、その視点は上から目線であるように思う。それにしても、インドの実態は衝撃だった。
■読後感は最悪だった。事実の暴露がこの本の目的で、そこには何の救いも提示されない。乞食には二種類あり、酒や麻薬に溺れて乞食をするもの、インドのようにマフィアに四肢を切断されて乞食をさせられる子供たちだ。ここでの救いは、教育しかない。
■カンボジア、ラオス、タイ、ベトナムと、全体の四分の一、120ページ辺りまで読み進んだところで、どうしようもなく切なくなり、それ以上先へ進めなかった。
■ミャンマーの野放し状態のハンセン病は近親相姦の結果で、江戸時代を思わせる。昔、香港に行ったときに乞食に囲まれ、それが堂々と職業として成立していた。取材のバラマキが気になった。作者は未だ若く、目線が高い気がする。
■ストリート・チルドレンのことは知っていた。それにしてもインドのマフィアとそれの関係はショックだった。ここに宗教はない、と思った。
■ラストのルポ、インドがものすごい。ストリート・チルドレンの商品価値が5歳までと知り絶句した。戦後の神戸駅周辺の風景を思い出すが、これほどではない。
物乞う仏陀

第81回読書会 平成30年年11月8日(木)黒川博行『喧嘩(すてごろ)』角川書店

平成29年5月、第72回読書会に続き、2度目の疫病神シリーズを読んだ。相変わらず肩の凝らないエンターテインメント作品として好評だった。この作家、時々取り上げたいと思う。
■この作者は、人間関係の繫がりを丁寧に描く作家だ。表面は強そうなことはいっても、心の底では頼りにしている、そういう心の機微を、掛け合い漫才風に描いている。二蝶会の新会長に義理を感じている桑原、ここにも暴力団の人間関係独特のしがらみが活写されている。
■面白く読んだ。この作家の『後妻業』『破門』はともに映画化され、映画も見た。代紋を失くした桑原の一匹狼ぶりがよい。
■タイトル『すてごろ』の意味がよく分からなかったが、最後まで読んで納得できた。お寺の檀家や不正入試など、具沢山で面白かった。また、工事の“捌き屋”は実際にいるのだと知った。
■まさに肩の凝らぬ掛け合い漫才小説で、ヤスシ・キヨシのコンビを彷彿させる。今回の作品は檀家不足で悩むお寺や、医大入試にからむ不正入学事件など、今の世相を反映させて、小道具の多いエンターテインメント小説として仕上がっている。
■とにかく面白かった。二宮と桑原の疫病神コンビが織りなす人間模様が、軽妙な大阪弁で語られる。ボケと突っ込みの掛け合い漫才を聞いているようで、いっきに読み終えた。暴力団・二蝶会を破門になった桑原は寂しそうで、性格が変わったと思う。
■面白かったが、途中で中だるみする。理由は、1.全編を通して会話体でストーリーが展開する軽さ 2.やくざの桑原が委縮している⇒二蝶会を破門され、一匹オオカミになった桑原は、やはり組織の看板を背負ってこその男。次作では組織に復帰させて欲しい 3.シリーズのマンネリ化。新しい切り口が必要。
すてごろ

第80回読書会 平成30年年9月13日(木)レイモンド・チャンドラー『さよなら、愛しい人』村上春樹訳(早川書房)

前回に引き続き、幹事の独断で村上春樹訳、.R.チャンドラーを読んだ。ストーリーをひねる癖があるこの作家は、二回連続とあって少し敬遠されたようだが、小説の質の良さは理解してもらえたようだ。
■村上春樹の『1Q84』を四苦八苦して読んだが、読み比べてみると、共通の文章の流れを感じた。村上が情景描写に拘るのは、チャンドラーの影響なのだと思った。冒頭、大男のへら鹿マロイが、とばく場の前に立つシーンの描写など、実に細かく、こういう描写が随所に出てくる。恋焦がれた女ヴェルマの最後のどんでん返しが良かった。
■悪玉・へら鹿マロイ、というひぐまのように凶暴な大男へのマーローの思いやり、憐憫の情が何とも切なく、たまらなく良い。ひぐま男と昔の恋人ヴェルマを縦糸に、宝石泥棒団と暗黒街のボス、警察署長等を横糸に配して、最後のどんでん返しでヴェルマの正体がばれる件は、あっといわせる。何時読んでもレイモンド・チャンドラーは味のある、泣かせる作家だ。
■途中までしか読めなかった。チャンドラー独特の比喩、表現があって、分かりにくい面はあるが、面白かった。新聞の連載小説を読むように、毎日どこかに起伏を設けて読者を引っ張る。ストーリーは錯綜しているが、高品質の翻訳で、分かりやすい。
■前回の『大いなる眠り』も今回も、分かりにくい展開だが、やっと慣れてきて、面白く読み終えた。主役のフィリップ・マーローは文句なしに良いが、暗黒街のボスや警察署長ジョン・ワックス等の脇役もまた光っている。マーローのぴりっとアイロニーのきいた台詞が、いい味を出している。
さよなら愛しい人
« | HOME |  »